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HLHSで天使になった直輝のDIARY
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★2006/07/15 (Sat)
9/24 PM11:30頃

看護婦さんに起こされる。T先生から話があると。のりてるに何かあったの?
びっくりして飛び起きる。どうやら、あまり状態がよくないらしい・・・・。ドキドキしながら話を聞く。
とにかく、N君を呼んですぐ来てもらうことにした。これから、薬を入れたり、呼吸器をつけると抱っこもできなくなるからと、先生はお母さんにもっと抱っこをさせてあげたいから・・・・。と起こしてくれたらしい。
これから先の見通しについて、先生に尋ねた。この病気で助かった子はいるのですかと?
私はあきらめかけていたのかもしれない・・・。
というか、期待して、その後の悲しみが増すのが嫌だったのか(どうせ助からないのでしょう?!)という気持ちでいた。
先生はやさしく語った。「本に書いてあることはあんまり信じないで・・・。<今も生きている子はいるから。本に書かれているのは古い情報だから・・・」

生きている子はどこかにいるんだ・・・・・。そうだよね・・・・。のりてるもがんばれるんだよね・・・・・。

NICUへ入り、抱っこをする。なんだか、これが最後の抱っこになりそうで。
でも、苦しくないように
早くベッドに戻してあげなきゃ・・・・・。

長い時間抱っこはできなかった。みんなはもういいの?と言ってくれたけど。
それと、これが最後なら、おっぱいをあげたかった。先生は希望をかなえてくれた。
でもね、看護婦さんに一生懸命しぼってもらったけど、出ないのよね(^_^;)
 あの子も、吸う力も弱いし、なんだこれ?って顔してた・・・・・
結局、ほっぺたの横にベタベタの初乳をくっつけただけだったけど、すっごいうれしかった。

9/25
昨日の説明では、この病院の術後のICUのベッドが空いてない・・・・・。ということだった。
このまま、状態の悪いまま手術を待つよりも、T女子医大への転院を勧めらる。T先生は以前、そこで働いていたらしい・・・。
まさか、転院なんて考えもしなかった。私達としては、直輝が助かるのなば、
どこの病院でも行くつもりだったけど。産科の先生、看護婦さんたちはものすごく怒っていた。
それはそうだ。周産期病棟の意味がない。しかも、ここで手術を受けるつもりでここで産んだのだから。
でも、話し合いの結果、やはり転院することに決めた。
 その席でお医者さんがあやまる姿をはじめて目にして驚いた。
でも、この病院の先生達はいつも威張ってないけどね・・・。

9/27
朝からそわそわ落ち着かない・・・。今日、二人とも転院です。とっても気持ちのいい青空。いい天気。
昨日の夜も、直輝を抱かせてもらえた。ほんとは危険なんだけど・・・・。
直輝の出発前に、NICUへ面会に行く。がんばれー!!ママもあとから行くからね!
むこうではパパが待っているからね!と、声をかける。

昼頃、パパから連絡がある。「おっきなベッドで、でーんって寝てるから大丈夫、安心して。」とのこと。
よかったー。無事に着いたんだね。途中で具合いが悪くなることもなく、偉いぞ!直輝。
ママもH先生と一緒に救急車に乗って、すぐそっちへ向かうよ。(一応、帝切だし、まだ点滴がとれたばかりの状態だった。自分では元気いっぱいだと思っていたけどね。)
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