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HLHSで天使になった直輝のDIARY
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★2024/05/18 (Sat)
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★2006/07/15 (Sat)
8/18 初診(こども医療センターにて)

主人と両方の両親と共に病院を訪れる。この時直輝の心臓が相当悪いことは二人だけの胸にしまってあった。
初孫をとても楽しみにしている主人の父は詩?短歌まで作ってしまうほどだった。言える訳がない・・・。
私達だってショックだった。少しずつ、少しずつ納得させながらこの何週間を過ごしてきた。
自分達のこどものことだから耐えられるのだ。何がなんでも守らなくては・・・。
主人も私も逆境に強いタイプだ。
友達は「強いね」といった。強いのか?確かにそうかもしれない。でも、強くならなければならなかった・・
病院の第一印象。
”待った・・・”とにかく待たされた。ここでは毎回の超音波にかける時間が長いので(普通の産院は毎回はしない)
妊婦さんの人数は少なくても待ち時間は相当長いとのこと。ハイリスクの妊婦さんばかりだからだ。

エコーの結果は・・・。もしかしてお部屋4つある?わずかな期待もむなしく心臓が悪いことには間違いはないらしい。
「とにかく、よく検査をしましょう。入院してもらうことになります」「えっ?入院???」
なぜ入院なのかは後でわかった。

主人も部屋に入り主治医の説明を受けているとき、ふと横を見るとメモをとっている人がいる。
これも後でわかったことだが、Drから説明を受けるときなどは必ずメモをとる人が同席するシステムになっている。
先生の丁寧な診察。看護婦さんのきめこまやかな態度。万全な体制・・・。
もうそれだけでこの病院は信頼できる。  この子は助かるかも・・・そう思った。

8/22 入院

準備を整えて病院へ・・・。プライマリーナースのNさんからいろいろと説明を受ける。明るくて元気な人だ。
”入院で不安に思うこと”の欄に私が「初めての入院なのでドキドキしています」と書いたのを主人につっこまれ
「ふつーさ、赤ちゃんが心配です。とか書くのに自分の心配してやんの(笑)」と言われ(確かに自分の心配もしてたけど(^^ゞ)
ハハハハ・・・・。三人で苦笑いしたあと、Nさんは「ここに来るまで、いっぱい泣いてきたんだよね・・・・・」と言ってくれた。
私は泣きそうになるのを必死でこらえた。ちゃんとこの人は見抜いている。
私達が明るく振舞っているけど、ホントは・・・・心の中は違うんだってことを・・・・・・・。

さっそくお部屋に案内され(4人部屋だった)「よろしくお願いしまーす」
3人の好奇の目がいっせいに注がれた!無理もない。みんな退屈で、この空いたベットに誰が来るのか朝からワクワクしてたらしい。
みんないい人ばかりで、すぐ仲良くなれた。そう、みんな悩みをかかえたリスクある妊婦だったから・・・・。

それにしてもうちの部屋は異常なほどうるさかったらしい・・・。主人が「面会に来ると外まで笑い声が響いていたといってたし。
あとでうちの部屋に移ってきた人は「トイレに行く度にこの部屋から笑い声が聞こえてきたよ」と話していたくらいだったから。

この日はNST、レントゲン、心電図、エコーと盛りだくさんだった。
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