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HLHSで天使になった直輝のDIARY
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★2006/07/15 (Sat)
通っていたのは近所の総合病院。ダンナに言わせると「あそこは混んでて3分診療だよ。」
それはわかっていた。でもその他に産婦人科の病院を探す時間もなかったし、
実際病院もそんなにたくさんあるわけではなかった。
それと里帰り出産と決めていたので特にこだわりはもっていなかったのだ。
「何かあったとき大きい病院のほうがいいでしょ!」と私。

確かに待たされた割には短い診療だった。でもこんなものでしょう・・・と思っていた。
決まった主治医はいなく婦人科と産科とで先生も違う
しかも各曜日2,3人のドクターだから里帰りまでに形5人の先生に診てもらうことになった。
大学病院でもないのにね・・・。

H.12 7/28

それは32週(9ヶ月はじめ)のことだった。
赤ちゃんのエコーをみていた先生が「あのね・・赤ちゃんの心臓のお部屋が2つしかみえないのよ。
普通は4つにわかれているところがみえるはずなんだけど・・・・・。」
私は前回のエコーのときも先生が首をかしげながら何度も同じところをぐるぐると見ていたのを思い出した。
この女医さんは丁寧ではっきり説明してくれるから仕事を減らしてからはこの先生のいる曜日にかえたのだった。

もう一人の先生が奥から見に来た。(まだ初期の段階で前置胎盤だと言って何の説明もしてくれなかった人だ。
実際は違ったけどそれで里帰り先の病院を替えたのに。。)なんかやだな・・・。そう思った。
エコーを見て意見を求められたその男の先生は「うーん。まだよく見えないだけじゃないのぉ?」
女の先生の意見とは違っていた。「里帰り先の病院は大きいところなの?私は心臓専門じゃないからよくわからないけど
よく診てもらったほうがいいと思うわ。」

この時点で、K医療センターに転院になるのが普通だが、このときの私は事の重大さをわかっていなかったし
2人の医師も どうせ里帰り・・・ という思いがあったのかも。

病院では涙も見せず冷静だった私も家に帰ってからはそうではなかった。
「心臓のお部屋が2つ・・・・・」この言葉が頭の中でぐるぐるまわって・・・・。
きっと何かの間違いだ・・・・。この間の前置胎盤だって違っていたんだから・・・。
そう思いながらも涙があふれてとまらなかった・・・。

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★2006/07/15 (Sat)
妊娠中のこと





私は以前、ピアノ講師をしていた。音楽教室の講師だった。

もちろん、ピアノだけを教える優雅なものではなく、1歳半からの、まだ

オムツのとれていない幼児対象のグループコースも受け持っていた。

(さすがに妊娠してからはやめたけど・・・・・。)

グループコースはとっても楽しくて、私はこの仕事を選んでよかったなー。と

いつも感じていた。大変だけれど何よりもやりがいがあった。



だから結婚して職場が遠くなっても、片道1時間半もかけて通勤した。

転勤しなかったのは、責任のある立場にいたことと、生徒たちに愛着があり

離れがたかった。長い年月をかけて培った信頼関係・・・・・。

そういうものを、また一から始めるだけのパワーもなかったのかもしれない。



ちょうど冬(2月)のグループコースの発表会の時期。

一年のうちで講師がとんでもなく忙しい時期だ。

妊娠していることがわかった・・・・。やったー!!すごくうれしい。でも・・・・。

どうしよう。仕事・・・・・・。父兄にはまだ話せない。



仕事を減らしても続けることは決めていたが(うちの会社は出産後も働く先生は

多いのだ。)生徒たちには何て言えばいいのだろう・・・・・・。

仕事を減らすということは、生徒の何十人かとお別れしなくてはならない。

小さい頃からずーっと教えている子、最近やっとピアノが楽しくなってきている子、

私とおしゃべりするのが楽しくて通ってきている子、どの子も大事な生徒だ。

悩んだ・・・・・。でも、お腹の中の赤ちゃんはもっと大事。



あるお母さんに話したら「先生!他のうちの子より、自分の子を大事にしなきゃ!」

そう、そうだよね。あまりにも順調な妊振生活で余裕がありすぎたのかも。



ほんとに私は元気な妊婦だった。つわりもほとんどなく、あるとすれば食べづわり。

通勤の行き帰りの電車の中では、お菓子をポリポリ。(だってお腹すいてたの。)

朝は早くないけど、帰りはいつもPM10:00過ぎ。

帰ってくると、やさしい旦那様がご飯を作って待っていてくれたことが1度や2度では

なく、ほとんどでした・・・・・。(^^ゞ感謝しています。

お腹の赤ちゃんは順調で、なーんにも心配事のないお気楽妊婦でした。



     9ヶ月のあの検診日までは・・・・・・・・。
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★ ILLUSTRATION BY nyao